MI・N・PA・KU
こんにちは!!
台風が来ていますね。雨、風が強くなるようですのでくれぐれも気を付けて、週末を楽しみましょう。
さて、先日、私の家では初めての”MINPAKU”(民泊)の受け入れ体験をしました。
そもそも民泊って何?という方もいらっしゃると思いますが、普通の一般の民家に旅行者が一泊するというものです。私が住んでいる陸前高田市では、この民泊事業に大変力を入れており、なんとこの秋だけで修学旅行生1600人近くがこの町にやってくるのです。震災で何もなくなってしまったところに少しでも興味をもち、いろんな物、人に触れ、都会では味わえない体験をするこの企画。私たちにとっても大変勉強になる1泊2日になりました。
今回は、神奈川県の女子高生3人を受け入れました。
事業の担当の方々からは、普段通りに!お料理の普段やらない子が多いから一緒にやって!等など、事前にアドバイスをたくさんいただいておりましたが、いざ来てみるとお料理得意です!年が離れている兄弟がいるので小さい子好きです!等など・・・
こちらの不安を一気に吹っ飛ばすような子供たちが来てくれました。とても素直で真っすぐな女の子たち。もちろんうちの子供たちは、お姉ちゃん♡お姉ちゃん♡とべったりでした。
楽しくお料理したり、お風呂に行ったり、普段の生活を心がけ修学旅行にも関わらず、超がつくほど健全にPM9:30に就寝しました。次の日は、朝から一本松を見たりとしばし観光。震災の爪痕がまざまざと残っている建物を見たり、展示物をみたりしている彼女たちの目は、とても真剣でひとつひとつ目に焼き付けるようにじっくり見ていました。私の言葉で震災を語るより、見たままを彼女たちなりに感じてほしかったので、私は、ほぼタクシーの運転手。一つひとつじっくり見て回ると彼女たちから自然に質問や疑問が生まれきっとこの子達は、この体験を忘れないだろうな~としみじみ感じました。私自身、陸前高田にUターンで帰ってきた者ですが、震災を実際にここで体験はしておりません。ですが、大切な人をたくさん失いました。ちょっと思い返すだけでも今でも涙が出てきます。なので、現実逃避なのかもしれませんが、震災で残った建物も、展示物も見たいという気持ちになれませんでした。今回、彼女たちのおかげで初めて行くことができ、悲しい現実ではありますが、忘れないでいることが一番、喜んでくれるのかなと思い返すきっかけにもなり、私の貴重な体験になりました。
震災のお勉強をした後は、と~っても景色の良い場所へ・・・
お天気のにも恵まれこんなに素敵な空と海と山♡彼女たちもとても喜んでくれ、そしてこの小さな小さな山の名前も神奈川にもある~なんて言いながら気に入ってくれていました。ちなみに447mしかありませんが、その名も”箱根山”
とてもステキな景色を楽しんだ後は、家に戻り昼食作り。大量のから揚げを作りましたよ~。
ちなみに前日の夕飯には、みんなでピーマンの肉詰めを作りました。とっても美味しくみんなパクパク♪一番食べた女の子で、
な、なんと肉詰め10個完食!!!!!
このほかに、ご飯、サラダ、お味噌汁、カボチャに煮物、野菜の和え物、神田ブドウ園のマスカットサイダーも食べております。今時の女子高生、恐るべし(笑)
しかし、体系を気にして全然食べない子よりは遥かに気落ち良かったです。久しぶりに吉田家の冷蔵庫はすっからかんでした。
気持のよい彼女たちのおかげで初めての民泊も無事終えることが出来ました。やっぱりお別れはちょっぴり寂しいものですね・・・免許を取ったらまたきたい~!子供たちがどんな風になったか大人になったらみたい~!と、お別れではなく”またね~”くらいの気持ちでいつの日か、ふらっと遊びに来てくれることを祈っております。
で、次回の民泊は9/27,28(^◇^)
どんな子が来るかドキドキしながら、次回に備えておきたいと思います。